こんにちは、こだです。
今回は 【燃料備蓄:豆炭】豆炭あんかは軽くて長時間暖かい のつづきです。
ハクキンカイロってご存じですか?
パッケージは古き良き昭和感が漂ってますが、本体とカバーはかっこいいですね。
はじめて使ってみます。
そもそも、どうゆうものなの?
ハクキンカイロの豆知識
ハクキンカイロは、ベンジン(炭化水素)の気化ガスがプラチナと接触して発熱する化学原理によるものです。
ハクキンカイロは直接ベンジンに火をつけて燃やしているわけではありません。
マッチ・ライターや電池を用いるのは、プラチナの触媒反応を開始させるのに必要な温度を与えるためです。
気化したベンジンがプラチナの触媒作用により、炭酸ガスと水に分解され、その時発生する酸化熱を応用した環境にとてもやさしい、安全でクリーンなハイテクカイロです。
火がついているわけじゃないんですね。
安全な、使い捨てないカイロかぁ。
右がアマゾンで購入した新品のハクキンカイロ・ミニです。
左がフリマで800円で購入した中古のハクキンカイロ・スタンダードです。
新品もったいないので、中古で初めて使ってみたいと思います。
右にある蓋と、左上のプラチナ触媒が入っている火口部分を取り外します。
プラチナは直接触らないように、金属部分をもって外します。
使用感はありますが、中の綿は割ときれいですね。
ここにベンジンを注ぐようです。
これがハクキンカイロにベンジンを入れるための注油カップです。
差し込んで準備完了。
注油カップの上線で1カップ、下線で半カップです。
こちらがカイロ用のベンジン。
なかなかの匂い。
ベンジンはワンシーズンで使い切ったほうがいいそうです。
でもこれは去年購入してそのままにしていたもの。
特に気にせず使います。
見た感じ透明だし、問題ないと思います。
キャップを回して、注ぎます。
右手で注いで、その手で画像撮影しているので必死です。
こぼれたら泣きそう。
可燃性の液体、こぼしたくない!
タイプ | 最大容量 | 最大持続時間 |
スタンダード | 2カップ | 24時間 |
ミニ | 1.5カップ | 18時間 |
ジャイアント | 4カップ | 30時間 |
上線のところまで注いで、今回は1カップだけ入れました。
スタンダードに1カップ入れると、12時間持続するみたいです。
くるっと90度まわすと、ベンジンがハクキンカイロの中に注がれていきました。
外したら、ベンジンの入れ過ぎを防止するために、
逆さまにして、真ん中を2~3回押します。
なにも出てこない、大丈夫ですね。
プラチナ触媒に触れないようにして、火口を取り付けます。
あれ、これ火を近づけるところ、撮影できない。手が3本いるやん。
詰んだ。
なぜもっと早く気付かなかった。
天才かよ。
3~5秒プラチナ触媒に火をくっつけました。
これでいいのかな?
独特な匂いがするけど、しばらくしたら消えました。
蓋をして、完了です。
カバーがないので、ふわふわ素材の巾着に入れます。
30分くらいで素手で触ると熱いくらいになりました。
カイロに鼻を近づけたらベンジンのにおいが少しします。
ポケットに入れたらまったく匂いません。
でも使用中に、ふとした瞬間にベンジンらしき燃料っぽいにおいがポケットからフワッと立ち上ってくる時がありました。
それは部屋の中、車の中などの閉鎖空間でした。
屋外でも使いましたが、その時の匂いは全く気になりませんでした。
午前9時に点火して、夜12時には冷たくなっていました。
取扱説明書に書いてあるよりも、12時間以上は温かかったです。
使用後の注油カップです。
ベンジンは揮発するので、すっかり乾いています。
においも一緒に消えています。
これはハクキンカイロの必需品になりました。
イケアで買った洗濯ばさみ。
こんな使い方があるとは。
臭いのが苦手なら鉄紛のカイロを使いましょう。
屋外で使用するなら断然あたたかさが持続するハクキンカイロがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。